インテル製cpu比較

インテル製といっても全体のシェアは約7割。かなり細かく種類はあります。

Core 2 Duo 
2006年から登場した事実上、最上位CPU。最新技術によって処理速度が速く、消費電力や発熱も低くて、価格も一般的とはいうものの、やっぱり高価。前回書いたようにCPU自体が物理的にデカイので、マザーボードは対応したモノ以外は使えません。デスクトップ用とノート用の2種。キャッシュの速度は超高速とかいわれますが、要はCPUの中にある揮発性メモリ(電源切ると情報が飛ぶ)の読込み速度。読込みが早いので当然CPU側のメモリも多いのですが、実際それを体感できるほど人間の性能はよくありません。そもそも低発熱、高性能を目指したので、たまにネットで見かけますがクロック周波数をいじってチューニングなんて、馬鹿げてます。メーカーも推奨していませんし。オーバークロックとは、本来はCPUの性能を知るためのテスト。場合によってはCPU内部の回路が焼けてしまい、せっかくの高価なパーツが無駄になることもあります。

メーカーからのスペックでは
最大 6MB の L2 キャッシュ
最高 1333 MHz のフロントサイド・バス

となっています。L2とは、前回でも触れたように、この値、数字が高ければ高いほど、処理能力は高く、一度に実行できるソフトウェアも格段とUPすると言っても過言ではないくらいです。インテルの場合、クロック周波数によるスペックよりも、このL2キャッシュの値で性能の高低を見るといった方が一般的。


Pentium 4
2000年から登場し、約8年後の現在はなんとこれで旧式。しかし動作は安定しているので、今でも現役どころが至るところで使われて続けています。3ギガヘルツなら、Windows VISTAのエアロは当然のごとく使えます。特長は本来は複雑な処理を、無理矢理簡単にして処理を実行し、「いっぱいやるよりは、簡単なことを素早くやろう」ということを目指しました。高速で処理する分、電力を使います。ハイリスク・ハイリターン。ここら辺でインテルは「そろそろ地球のことも考えないとぉ」となったようです。

Celeron(CeleronD、CeleronM)
ペンティアムが高価だったので、その安価版として登場。発熱量も低く、CPUを冷やすのにファンレスモデルのPCもありました。価格は非常に安いのが特長。ホームページを見たり、会計ソフトなどの高処理を必要としないソフト(俗に言う"主婦でも使える程度なら")別に見劣りするCPUではありません。PEN4は爆音マシンとも称されますが、コチラは動作音がわからないほどです。2004年から新型となり、普通のパソコン向けは「Celeron D」、ノートパソコン用は「Celeron M」という名称になりましたが、その後に再び「Celeron」に統一。現在はCeleron Dual-Coreが後継にあたります。Pentium4、PentiumDが安価版になりつつあるので、更に最安!!というより、「1つ下の世代のヤツでイイヤ」というのは人情でしょう。価格的メリットは今では感じられません。

Pentium Dual-Core 
廉価版CPUの最新型。文字通り安めのデュアルコア CPU。基本的には「Core 2 Duo」の廉価版というカテゴリらしいです。Celeron よりは高性能で、お値段も Core 2 Duo と Celeron の間を取ってる感じ。Celeron よりは高性能なのでペンティアムとしたのでしょうか?

Celeron Dual-Core
今年登場なので、もっと最新!?なのがこのCPU。CPU の主流が(好き嫌いあろうが無かろうが)デュアルコアなので、安めのデュアルコア CPU としてPentium Dual-Coreがあるのですが、かつての Celeron ように"もっと安いヤツを!!"の声に押され最安値クラスの新型 CPUを市場に。

Pentium D
登場は2005年ですが、事実上初めてのデュアルコアCPUはこれでした。同時に2つの処理を行う事が出来るため、実質2つのCPUを積んでいるような使用環境になり、処理能力の向上が計られ、それが風の便りに「Dはスゴイ」とアキバで飛び交ったのもつかの間、当時はそもそもアプリケーションがデュアル積んでいようがいまいが、関係なくシングルコア向け製品が大部分で、しかも最新グラフィック搭載しても描写追いつくほど性能は高くはない(つまりマルチスレッドが出来ますと、"やれます"では意味が違うということ)わけでして、あっさり翌年のCore 2 Duoで、栄光は過去のものとなりました。本来がシングルコアであるPentium4のコアの流用。要するに兄弟みたいなモノ。人によってはナンチャッテデュアルコアとも。もちろん良い意味で。

Core
ノート用CPU。Core DuoとCore Soroの2種類があります。CoreDuo の方は PentiumD のようにデュアルコア。ノートは本体裏面の尋常じゃないくらいの発熱が常に気をがかりですが、消費電力を抑えて発熱も低く・・とまさに夢のような・・と行きたいのですが、現在はノートパソコン用の Core 2 Duo もあるので、まあそこそこ温かいけど、前よりマシね。くらいの発熱量で且つ性能の高い方へシフト。性能が劣るけど、安めのノートパソコン用CPUという何とも屈辱的な位置付けのようです。


更にいまでは、前回でもちょこっと覗かせていますクアッドコアCPUを2基搭載デュアルソケットExtreme デスクトップ・プラットフォームというなんだかわからないが、名前だけ聞くと強そうなPC向けCPU、Core 2 Extreme QX9775を今年初旬に出荷しています。(2008年3月)もっとも現在でもXeonチップセットという、サーバー用途向けマザーボード搭載マシン上でしか動作しないという、実用化したんだか、してないんだかわかんない状態ではありますが。平たくいえば「どうだスゲーだろ?でもお前達にはまだ早い」といたところでしょうか。

このCore 2 Extreme QX9775は、第2世代アーキテクチャのCore 2用コアPenryn(ペンリン)採用しているとかで、一般的には何のことかサッパリですが、マイクロアーキテクチャといって、ナノテクノロジーなどを応用して、極限までCPUの中身を構成する品を小さくまとめましたということです。CPUの設計から根本的に変えましたということらしいのですが、集積密度65ナノメートルとか、一般ではまず生涯お目にかからない単位なので、「まあすごいんだぁ」くらいで。

ちなみにXNON(読み方はゼノン。)とはサーバー用のCPUでインテル製。当然マザーも特殊。根本的に安定性と高速処理にだけ注視されており、発熱処理や爆音など一切関係なし。一応静穏性とかスペックに書いてありますが、一度サーバーマシンの置いてあるデータセンターに足を踏み入れれば、「ここは人の来るところではない」と心に誓うことでしょう。ハンパ無い騒音と高熱のため、真冬でも冷房が効いてるのはサーバールームくらいでしょうね。一般向けXNON対応マザーボードを買う勇気があれば、なんでもできそうな気がします。ある意味怖いモノがいないという意味で。もちろん普通に使えるXNONもありますが、プロフェッショナル(3DCGワークステーション)でも極限られた人たちが、共同で使う場面での使用ということになるでしょう。

よくCPUスペック自慢ともとれるような、L2の容量が・・などと囁かれますがそもそもが3Dレンダリングしながら、画像レタッチとか、映像編集作業とフレーム作業同時にストリーミングでチェックなんて普通の家庭では縁がないのが普通。ゲームでもそこまでの性能を求める前に、その費用をつぎ込む価値があるかどうかが重要のような気がします。その値を気にするくらいの性能が必要か?ってことです。

現在WindowsVistaなどのように、3Dグラフィックを多用したOSやそれに対応したソフトはもしかしたら主流になるやも知れませんが、64ビットマシンとか32ビットで、出来ないことの差が広がってる気はまだしません。

そもそも64ビットといっても・・となるでしょう。

これを簡単に説明しますと、例えば6桁までしかない計算機で6億を超える計算を使用とした場合、99万9千999で桁が上がるので、この桁が上がった分、どこかにメモして記憶しておかないといけませんよね?そうなると計算は桁が上がって、また000000となったところから計算を再開します。要するにCPUダケでの計算では追いつかず、PCメモリやもっといえば、HDにまで手を伸ばさないと計算できないことになります。

また桁が上がればメモの上書きを繰り返すというわけ。メンドクサイですよね?処理に時間がかかりすぎ。

実際はこれは数万どころではない桁数ですが。パソコンは画像もメールも全部数字に置換えて記憶していますから、桁が大きな値をCPUで保持できれば、あるいは扱えれば、それは出来るほど早いのです。消しゴム忘れて家に戻るより、お隣さんから借りた方が早いのと一緒。L2とはCPUにとってまさにすぐとなりにある机なので、そこが広ければ結構助かるというわけ。インテルのCore 2 Duoでいえば、最上位E8500でそのL2キャッシュは6MB。CPUひとつでかなり広大な机を持っています。

しかしそれはCPUが計算上でベンチマークすれば出て来るような、超高速に読まれるところですので、なまくらな私達の頭脳で「お、早い」と体感できるほどトロくはないのです。複雑な処理というより、CPUに非常に負荷のかかる作業をしたとき、処理速度に大きく差が出てくるというほどのシロモノ。例えば3Dグラフィックのレンダリング作業などです。

ビットとは計算機が扱う単位であり、これはパソコンが扱える数字の桁数と考えて間違いありません。ここら辺をよく説明できずに64ビットはスゴイ大きな値を扱えるんだよといってる何某を見かけますが、「スゴイ大きな値」って何の値だよ?って突っ込むのは私だけでしょうか?

初期のマイコン時代のPCは8ビットマシンといって、プラスマイナスでは-128 〜 +127
整数では0 〜 255[0xFF](「」は16進数)程度。

32ビットでは、-2147483648 〜 2147483647 0 〜 4294967295[0xFFFFFFFF]

64ビットでは・・っていわなくてもスゴイ数になってるのは想像つくでしょう。通常メモリはCPUにとって扱う場所としてはL2よりもずっと遠方にあるようなモノなので、オーバーにいえば、8ビットマシンが32ビットで難なく動く作業、プログラムを行おうとすれば恐らくメインメモリでも足りなければ、ハードディスクも動員しなければ、処理は追いつかないでしょう。

そうなると、ハードディスクにワザワザ、データーを取りに行ったり既にあるデーターを書き換えたりするわけですから、ディスクの断片化はもちろん、動くどころが全く他の操作を受け付けなくなるかも知れません。つまりフリーズ。

ここまで書いてきて、では私からのお薦めは?といいますとやはりCore2Duo。なーんだと思われるかも知れませんが、例えばWindowsでいえば、これからはますますVISTA対応製品は増えていくでしょうし、バーチャル・3Dコンテンツなどは、グラフィックボードなど非常に高いPCスペックを必要とします。価格もここに来て2〜3万用意すれば、それなりに高スペックのモノがチェーン店のPCショップでも買えるようになっていますから。ハードウェア的には、ノートパソコンは無理ですが、CPU交換をしたい欲求が駆られるBTOパソコンの場合、マザーボードの交換も容易。マザーボード+CPU+CPUファンで予算を組んでも7〜8万程度で高スペック化出来る時代です。PC丸ごとよりは安いというわけ。

OS

次回はインテルのライバル、といってもユーザーがタダそう呼んでるだけですが、AMDについて書いていきます。

cpu比較

CPUとは何の略?それはCentral Processing Unitで、日本語に直せば「中央演算処理装置」。いかめしい名前ですが、パソコンの心臓部ともいわれます。CPUを買う、あるいは性能を気にするとしたら、まずは自作かBTO(顧客から注文を受けてから製品を生産する方式)で購入するときぐらいでしょうね。

しかし最も重要なパーツですが、それにあわせてマザーボードも使えるモノ塗装でないモノがあります。組み合わせ自由であっても、そこはやはりそれなりに手順を踏まえなければなりません。ここでは自作に関しては割愛。そのかわりCPUに絞って話を進めます。

まずCPUはメモリからの情報を読み取り、それを実行する事が最大の使命。といっても膨大な足し算と、数字をメモリに格納したり、取り出したりを超高速に行うといった仕事が大半です。なんか複雑なことをやってのけてるイメージがありますが、問題なのは速度であり、それが性能と直結しています。

現在主流はデュアルコアCPUに移行しつつありますが、わかりやすくするために1つ前の世代のCPUで説明しますと、CPUはクロック周波数(コンピュータ内部の各回路間で処理の同期を取るためのテンポ。「動作周波数」とか、単に「クロック」などと呼ばれることもあります) にタイミングを合わせ、命令を実行します。よくスペックにペンティアム4 3ギガヘルツなどと記載されていますが、これは単純に1秒間に何回タイミングが刻めるかということを表わしています。何回といってもそれは何十億回というほどのレベルですが。この〜ギガヘルツの部分の数値が大きければそれだけ高速に処理できることを表わすというわけです。

クロック数の単位は1000Mhz(メガヘルツ)以上は1Ghz(ギガヘルツ)になります。最近の CPU は名前にクロック数を表す「Mhz」の単位ではなく、「520」とか「2000+」とかの数字が書かれているものが多くなってきました。今の CPU は特殊技術によってクロック数以上の性能を発揮するようになったため、従来のクロック数表記のままでは性能をアピールできないという事で、表記方法を変えたということのようです。


この処理はまるでベルトコンベアのように並んだメモリからの命令を1つ1つ取り込み、流れ作業で処理が進めば、クロック周波数の早さで処理結果が得られるというわけですが、このベルトコンベアが1本だけでなく、2〜3本あればその分だけ実行できる命令も増やせるというわけで、こういうベルトコンベアが複数ある状態をマルチスレッドなどと呼んでいます。実際には実行するアプリケーションがそれに対応している必要があるわけですが、現在ではこうしたマルチタスクと呼ばれるいくつもの実行環境を生成する事で、ネットで検索しながらストリーミングやDVDなどをPCで見たり聞いたり出来るようになっています。

このベルトコンベアが複数並んだ状態を、CPU側ではステージと呼び、大雑多なことをいえば新しければそれだけステージの数も増える傾向があります。

例えばペンティアム?に対し、ペンティアム4は倍ぐらいのステージをもっています。
これは1つ1つのステージが単純化してあるので、結局それだけ読込みも実行も早いのです。要するにクロック周波数を上げれば性能限界まで出すことは出来ます。もちろんそれだけ負荷がかかることですが。

しかしこうしたクロック周波数だけでは、CPUの性能を見る鍵とはなりません。ベルトコンベアに流れる命令の中には、別の場所(メモリ、記憶域)を閲覧しなさいという命令が含まれる場合があります。こうなると、それまで流れ作業でやっていた作業を中断し、しかも別の場所からの数字を読み込むため、今まであったベルトコンベア上の数値は全部そのために破棄しなくてはならず、その分時間のロスとなります。つまり極めて単純な処理しか用を為さないPCならクロック周波数の数値が高いCPUで良いわけですが、いまのPCライフはいろんな事を実現できていますし、タダ単純に起動だけ高速なPCが性能が良いと評価されるわけありません。

さてCPU内部のお話しはこれくらいにして、実際どんなことを基準にCPUは選べば良いのでしょうか?

それには、目的のパソコンが目指す姿がイメージできていなければなりません。

CPUはパソコンの部品の中で最も発熱量の多い部品です。そのため非常に大きなヒートシンクやファン、あるいは最近は水冷まであり、とにかく冷やすことで発熱を抑え、性能を長時間確保しようという姿勢は、昔から同じです。

とにかく高速であれば、処理も速いかわり発熱量も凄くAthlon64 FX、Core2 Extreamなどは価格も高価です。

発熱量を抑え、そこそこの性能ならCore 2 Duo E8400、Athlon64 X2などが代表。

性能は低いが、発熱量も少ないので比例して電気も食わないのがCore 2 Duo T7xxx、VIA C7。

最近のCPUでは代表と呼べるのが以上でしょうか。

CPUで最近デュアルコアといわれますが、それは一体なんでしょうか?

CPUを単純に2つ増やすと、結局それぞれのCPUは独立してメモリから処理を読込み、全く別の実行を同時に行うことが出来ます。こうなるとPCはメモリ量が多ければそれだけ性能も上がるということになります。

デュアルコアとは、CPUという1つのパッケージに、プロセッサコアと呼ばれる演算処理を行うCPUの中核部分を増やしたモノ。デュアルなので単純に2つあるということです。マルチコアCPUとも呼ばれます。一見、1つのCPUに2つ演算装置を持ってるので凄そうですが、最大のメリットは電力効率の改善にあります。とにかくCPUは発熱量もスゴイが電気も食うヤツ。今のエコの時代、CPU2つあればいいじゃん!とはいかないのです。

例えばクロック周波数を20%向上させると性能は1.13倍になるが, 消費電力は1.73倍になるそうで、逆に, クロック周波数を20%下げると, 性能は0.87倍になるものの消費電力は0.51倍まで減少。比例してるわけです。

そこでオイシイ所を考えて、クロック周波数を20%下げたコアを2つ搭載することで, 性能は1.73倍を実現しながら, 消費電力を1.02倍に抑えることができるという摩訶不思議な技術がデュアルコア。パフォーマンスをあげて且つエコロジー。エライ事考えついたものですね。他にもメリットはありますが、(キャッシュメモリを共有することで、1つのプロセッサコアが読み込んだデータを別のプロセッサコアが流用できるなど)そこから先は、普通の使用でのパソコンライフにはほとんど関係ない分野と考えて差し支えありません。

しかしデメリットもあります。それはそれはCPUサイズがデカイこと。1個のプロセッサ製品に、ほぼフルセットのプロセッサコアを2個詰め込むというある意味無茶な事をしているため、プロセッサのサイズは大きくなり、製造コストは製品そのものを造り変えるので、シングルプロセッサに比べ、当然コストは高くつきます。

CPU選びは、まずは既存の使用しているマザーボードを流用するか、新たに購入するかによって違います。只単にCPUダケ交換しようにもソケットが違えば使うことは出来ません。

それと、CPUがマルチプロセッサだから凄いんだぞと自慢しまくろうとしても、使ってるアプリケーションからの命令が、それに対応していなければ、そんなに自慢できるようなモノでもありません。

例えばウイルス駆除ツールなど通常バックグラウンドで処理する事を前提にしているプログラムは、CPUにかける負荷を抑える配慮がされているため、そもそもPCタスクを占領するようなお代官様のような振る舞いはしないように、控えめに動作してますし、現在のシングルコアCPUの性能では、ビジネスアプリや家庭用ソフトウェアでは既に十分なパフォーマンスが得られています。プロフェッショナルの分野でも、Web コンテンツ制作やグラフィックデザイン分野においても、複数のプログラムを同時に起動する事はあっても同時作業してるわけではないのが普通。

そもそも扱ってる素材自体が大きなファイルなどの場合、デュアルだろうがシングルだろうが表示に時間がかかるのは同じってワケ。デュアルが得意なのは、やたら細かいプログラムを多量に同時起動してる場合などです。

根本的にある程度の性能を満たしていれば、動作には影響ないようメーカー側も配慮しちゃってる世の中といえます。

デュアルコアは、色々なところで一見凄そうに聞こえるのは事実。しかし最大の恩恵は以下の2点といえます。

デュアルプロセッサ(CPU×2)よりも安く高性能

消費電力がデュアルプロセッサより少ない

もうお判りでしょう、要するにデュアルプロセッサがどうしても必要な場合、お得ですよ・・ということなのです。

しかしデュアルプロセッサがどうしても必要だなぁ・・と実感するシチュエーションがあります。それは3Gグラフィック処理など大変複雑な演算をする場合などです。そのほか一部の3Dグラフィック・ゲームでは、そもそもが推奨グラフィックボードというモノがあり、それを搭載できてストレス無く表示させる場合、シングルコアに比べ、デュアルコアは非常に高速で快適になるのは事実です。

3DCGレンダリングや物理計算などの科学計算、映像編集、エンコーディングなどの分野では、非常に求められるスペックであることに間違いありません。

CPUメーカでの性能の違いは後述するとして、現在でもペンティアム4やCeleron DとかAMD Athlon64 3000+だろうと現役でまだまだ先の長いCPUの様な気がします。

ストリーミングにしても、ネット環境が現在はADSLか光が主流ですので、Web、メール、ワープロ・表計算などで、さほどCPUの性能で選ぶのは、ちょっとオーバーといえなくもありません。Windows98の動作していたPentium?マシンでさえDVDくらいは見ることは可能です。

予算が許せば性能が高いモノで、そうじゃなければ別に1年前のPC性能でも今は格段にハードウェアの価格が安いので、(メモリ、ハードディスクなど)CPUよりはそっちに予算を割り振るといった方が現実的かも知れません。

ちなみに余談ですが、どうして最近のPCはやたらデュアルコアとか(2006年には4つのコア搭載のクアッドコアまで登場)いわれるようになったのでしょうか?

これは実は一般家庭で、普通に動画を見ながらブログを書いたり、動画をUPしたりPCゲームをしたりとネットに始終繋いでいる家庭が増えて、それにともないデーターセンターなど、企業の持ってるサーバーの電力使用量は鰻登りになってきました。

データセンターなどのように1カ所に大量のサーバを導入するケースでは、今後、経済的に実現可能な範囲でデータセンターを増やすために、つまり「予算が許す範囲で増強するためには」今後、電力消費量の上限を規定して、その範囲で性能を向上するというある種矛盾を解決する必要が出てきたため、シングルコアの高クロック高性能よりも、「性能をある程度向上させて、経費を抑えたい」という指向になってきたわけで、そこでマルチコアというモノが開発され、それを一般家庭にも・・という背景があります。

性能を上げて経費を抑える・・本当の技術向上はこうしたところから・・ということでしょうか。

上手くまとまったので、次はCPUメーカー別比較です。

cpuの交換

自作PCを実際にしている方であれば、CPU取り付けはさほど難しくありませんが、CPUはどのマザーボードでも取り付けられるわけではありません。

CPUを取り付ける為の取り付け穴というのを、「ソケット」と呼びますが、これは、例えばインテル社とAMD社では形状が違うため取り付けできません。 つまり交換には今までどのメーカーのCPUを使っていたかどうかと、マザーボードのソケットタイプを知る必要があります。例えばPentium4では、ソケット478版とLGA775などの種類があるようにこれによって取り付けられるマザーボードは違います。

しかしメーカー製PCなどでは、スペック表の中にマザーボード・チップセットi850などの記載はありますが、ソケットタイプの判別は出来ないことが多く、コンピュータのCPUやメインボード、メモリなどのハードウェア情報を表示するソフトなどを利用するしかないでしょう。

CPU交換に必要なパーツに、冷却装置がありますが、ヒートシンクと呼ばれるアルミや銅で出来た板状のモノが垂直に並んだもの、それとファンを組み合わせたモノなどがありますが、これもソケットタイプによって取り付けられるモノが決まります。スロット系のマザーにソケット系のCPUは使えません。その場合には通常「ゲタ」と呼ばれる形状の変換ボードを使用しますが、この時に自分の使用してるマザーが交換したいCPUの必要電圧を出す事が出来ないと意味がないので、必要電圧が出せないマザーで使う場合には、ゲタにレギュレーターの乗った物が必要になり、いずれにせよ対応マザーに勝るモノはないと考えた方が良いでしょう。

CPUは細かい剣山のようにピンが突き出ているモノと、その逆に細かい穴がズラーと並んでいるモノがあります。いずれもオスであるピンと、メスである穴に合わせて装着することに変わりはなく、マザーボードにはその上に金属製のカバーが装着され、それを開けて装着、プレートで圧着させます。これは種類によってはCPUの周辺を金属のフレームで抑えるタイプもあります。AMDのAthlonはこのタイプ対応マザーが多いですね。

マザーボードがメーカー製なら、通常はその機種を買った時にシリーズとしてある最高機種までしか対応して居ないのが普通。

マザーボードにはBIOSという独自の設定を行うプログラムが入っていますが、自作系の場合も同様にマザーボードメーカーのサイトへ出向いて、自分の使用してるマザーボードのデーターシートを見て、対応クロックを調べる事が必要といえます。

交換に必要なモノとして、CPUのコアを保護する俗称、「スペーサー」というのがあります。銅/アルミ/シリコン等がありますが、熱伝導性からいえば金属製が一番よさげですが、好みは別れるところ。しかし高性能=後発熱と考える点でも安心なのはどれか?ですよね。

交換時は当たり前ですが本体の電源を切ること。

本体のケースを取り外します。この外し方はパネルをスライドさせたり、ネジを外すモノなど様々。ケースのタイプにより方法は異なります。ハードディスクのケーブルとか、フロッピーのケーブル等が邪魔してる時には外しておきます。

交換にはまず取り付けられているファンを外しますが、実はこのファンをはずのが意外と難関。ファンは"グリス"と呼ばれる一種の油をCPU上部に薄く塗ってから(ファンとCPUの圧着を高め冷却を効率よくするため)、台座の横にある突起に金具を引っかけて付け、レバーで固定されてる場合があるのですが、この金具がもの凄く堅い場合があります。最近のCPUファンは取り付けやすいようにレバーがついていたり、ひねって台座につけるようなタイプもありますので、一昔前よりも付けやすくなっているようですが、ファンによって付け方が違うので、説明書で確認して行うほうが確実なのはいうまでもないでしょう。

ハードディスクや他のパーツを装着した状態で、ファンを無理に外すと・・・・この先は何が待ってるか想像したくありません。

CPUクーラーを外す事が出来たら、ソケット横のレバーを少し押し込むようにして外側にこじて、そのまま上に引きます。CPUが外れたら裏側の沢山あるピンを曲げないようにして、保存しておきましょう。これはなんか不具合合ったとき元に戻すためでもあります。

CPUをソケットに装着する際の方向ですが、これは例えばCPU側面にくぼみがあり、マザーボードにはそれに対応した突起がついていたり、CPUの角に金色の三角でマークがあり、それをマザーにあるマークと合わせるといったように、何らかしらの方向を決める印があります。装着は押さえつけるんではなくそっと"置く"といった感じ。無理に押し込まなくても、位置を合わせて置くだけで、ストンと落ちてソケットに刺さった状態になります。

CPU固定レバーを元に戻します。レバーは一番下まで下げると小さなフックに掛かるようになっています。ここら辺はあんまり迷うことはありませんね。

次が意外と要な、熱伝導をファンに伝えるためのグリスを塗る作業。そこし慣れが必要ですが、シリコングリスをCPUのまん中の飛び出た部分(コア)に少し多めに乗せます。 そして、葉書の端などで軽くこするようにして余分なグリスを取り、何度かやってみて見るとこの辺は要領がわかる感じ。口で説明は難しいです。多すぎてもダメですが、取り過ぎて無くなってしまってもダメ。薄く軽くうっすらとグリスがCPUの飛び出した部分(コア)にのるように付けます。最終的には、この上にヒートシンクを乗せて軽く擦り合わせるようにして、余分なグリスを排除しますからそう神経質にはならなくてもいいとろでもあります。

スペーサーの両面にも軽く塗っておきます。ヒートシンクを付けてる時にずれてしまうのを防ぐ為にくっつけておく役目としてやっておくといいでしょう。

CPUが確実に取りついているのを確認したら、スペーサーを乗せます。少し左右にずらせて馴染ませます。その状態でまっすぐに上からヒートシンクを乗せる感じです。乗せたヒートシンクを軽く左右にひねってCPUのコアと馴染ませます。きつく押しつけるようにはやらなくても馴染ませるだけなので、目くじら立ててやる必要はありません。
そして、止め金具をCPUのソケットの縁のフックに引っかけます。バネが効くような形になって向きがあるようなので、金具がCPUのコアのまん中を押さえるような向きで使います。

やりやすい方法として、ファンとヒートシンクを分離させた状態で、先にヒートシンクを付けるというのがあります。

金具でヒートシンクを止めたなら、次ぎはファンを取りつけて終わり。ファンから出ているケーブルの先をマザーボードに"CPU−FAN"と印刷された場所があるので、そこに挿します。向きがあるので逆には挿せません。無理矢理は禁物。

その他の接続パーツを元に戻し、PCを元の状態にしたら、電源を入れOSを起動させる前に、BIOSを起動させます。やり方はマザーによって違います。Delキーをロゴが表示(マザーのメーカーロゴ)されたら連打で出す場合や、F2キーを電源入れたらすぐに押し続けるといったものが多いようです。ただ予め調べておくことに越したことはありませんね。

BIOSの設定の中のCPUのクロックと言う項目を見つけて、正しいクロックになっているかどうかを確認。

AWARD BIOSを例にとると、

CHIPSET FEATURES SETUP

CPU Speed Setting    :ここでCPUのクロック数を合わせます。

CPU Clock Frequency :CPUの外部クロックを合わせます
  * CPUのクロック周波数を「内部クロック」、周辺回路のクロック周波数を「外部クロック」といいます。

別タイプの AWARD BIOSの場合、

Advancedのところで、CPU Internal Frequency [  ]の所にマニュアル設定でセットすればOK。倍率は合わせる必要はなく、現在のCPUは内部で固定になっていますから、自動でセットされてしまいます。

次に、ファンの回転数と、CPU温度を確認。夏真っ盛りの場合なら、CPU温度はこの時点で40度を上下する程度に上がっています。冬場なら、28〜29度あたり。ファンの回転数もちゃんと表示が出てる事を確認します。

大抵Powerという項目辺りに、Hardware Monitorという項目があって、そこで確認できます。

SAVEしてBIOSを抜けて再起動。これで完了です。

CPUの製品箱は箱自体が保証書になっているので、その箱を捨てないようにして保存して置く事をお薦めします。後になって異常がでてその時に箱が無いと保証も受けられません。まあ全ては自己責任ではありますが。